概要

自燃乾留式炭化装置(通称:エコ炭くん)は私たちが作る作品の全てです。
エコ炭くんがなければ、何も作ることは出来ません。
放置竹林問題に取り組んでいた3代目店主が、竹を有効活用する方法はないかと研究や試作を重ね、作り出した装置。
それが昔ながらの土窯方式を機械化したこのエコ炭くんでした。
エコ炭くんはその名のとおり、放置竹林問題に取り組むなら地球に優しくエコでないといけません。
そのほとんどを空気の力を利用して炭化するため、燃料をあまり使わない、そして家庭用電源で動かすことが出来るので、でどこでも動かすことができます。
また、難しい温度管理はエコ炭くんがしてくれるので、炭焼き職人さんの経験や技だった竹炭も効率よく、上質な竹炭・竹酢液を作ることができます。
主な特徴
- 炭化処理中はマイコン制御で完全無人運転。マイコン処理によって炭化中は、人が管理する必要がありません。
- 材料も炭化物も出し入れ簡単炭化炉が横転しますので無理な姿勢での出し入れは必要ありません。
- 100Vまたは、家庭用の発電機を使用する事ができます。100Vのコンセント発電機(単相100V・500W)あればどこでも使用可能です。
- 二酸化炭素・ダイオキシン等など発生しません。『エコ炭くん』は、通常のゴミまでも炭にします。煙燃焼により、二酸化炭素やダイオキシン類等の発生を抑えています。
製造工程
-
- ①孟宗竹材現地買取り
-
- ②自然乾燥(約1ヶ月)
-
- ③生竹を分割、割り竹(竹割り機)
-
- ④カット機で生割り竹を幅3~5㎝程度、 長さ10㎝程度にカット。孟宗竹チップとなる
-
- ⑤自燃乾溜式炭製造装置(TME-2500W型)にて炭化時間24H~36H(生竹の乾燥度の違いで炭化時間が異なる)、竹チップ1バッチ 600㎏~700㎏ ×2=1300㎏ (約50本分)、竹炭生産1バッチ100㎏~120㎏ ×2=220㎏